【映画】万引き家族
久々に気になる映画だったので、あえてあと1週間くらい
楽しみに取っておくつもりだったのだけれど、今日つい観てしまった。
期待通り、「問題作」だった。
登場人物の行いによってハッピーエンド(ないしバッドエンド)が
導かれるような、そんな白黒はっきりした「答え」を突きつけるものではなく、
観る人に、現在の日本に、「問い」を投げかけている。
その意味で良い「問題作」だと思う。
決して彼らのやり方が正しいとは思わない。
でも、見捨てたのは、傷つけたのは、罪を犯しているのは、誰?
最近現に報じられている悲痛なニュースと相まって、
その問いがより鋭く深く突きつけられた思いである。