あゆみより

今日食べたもの、観た映画、飲んだ酒、読んだ本、考えたこと。

【美術】江戸の戯画

副題の「鳥羽絵から北斎国芳暁斎まで」って

一体どこからどこまでなの?と興味をそそられ鑑賞。

 

ざっくり言うと、あの丸っこい顔と細い手足が特徴のゆるい

画風(鳥羽絵)が後の浮世絵でも有名な絵師へ引き継がれている

ということなのだろう。

 

そしてそれらは現在の4コマ漫画・フリップ芸にまで通じていると

言ってもいいくらいの、ユーモアや風刺・親しみやすさがある。

 

ただ私が最も引き込まれたのは、そんな魅力を吹き飛ばすほどの

鮮やかで大胆な彩りを放つ 「地獄太夫がいこつの遊戯ヲ夢に見る図」だった。